偏差値28の男が大学受験数学の攻略法を書く
※大学受験に攻略法など存在しません
文系出身偏差値28のこの私も2回数学を受験したことでわかったことがあります。これを知る知らないでは偏差値28のままか偏差値32に上がるか分かれることでしょう。これから書くことを忠実にこなせばほぼ確実に受験数学はなんとかなります。
数学に限って言えば、必要な能力は基本的に以下のように構成されています。
・基礎問題を解く力
・入試問題を解く力
・計算力
この3点のみです。
①基礎問題
全人類基礎問題をやればなんとかなるとか、基礎は大事とか言いますが、何が重要でこれをこなすと何がなんとかなるのかを詳しく教えましょう。
基礎はたしかに大事です。大事とかではなく受験をする上でのパスポートだと思っていいでしょう。これがないと受験できません。基礎を完璧にすることで入試問題が解けるようになるのではなくただ基礎問題ができるようになるだけです。別になんともなりません。
では基礎問題ってなんだよって話になりますね。私は参考書とかよく知らないので具体例を挙げます。
三角関数の公式を覚える、教科書に載っている計算をできるようにする。
などですね。あとは教科書の章末問題もこの分類に入るので一字一句覚えましょう。数学は暗記です。
ここまででやっとパスポートを手に入れられるわけです。11月くらいまでかかっても問題ありません。
しかしこれだけでは入試問題は全く解けません。
②入試問題
①は②を解くために必要なものを揃えました。カレーで言えば材料を買ってきたという段階ですね。料理しましょう。
材料はすべて揃っているので基本的に日本のすべての大学の入試問題は解けます。しかしなぜ解けないかというとそれらを組み合わせて使う能力がまだないからですね。それらを訓練する必要があります。
入試問題は自分が受ける大学とワンランク上の大学の入試問題を解き方を覚えるまでやりましょう。あまりランクの高いところの入試問題をやっても萎えるだけなので時間があるなら徐々にあげて、定石を覚えていく形になります。入試本番は2月なので3ヶ月間ひたすら入試問題をやりましょう。
③計算力
入試には時間制限があります。時間内に解く力というのも試されているわけですね。②で様々な入試問題を解くと思いますが、ここで時間制限も設けてひたすら訓練しましょう。これもやるしかないやつです。
これだけやってやっと受かるかどうかのガチャを引くことができるわけですね。できない人は総じて②から入っている可能性が高いです。全くできない人は今からでは間に合わないので浪人でもして①からやり直して下さいね。文系出身でもこれでなんとかなります。
・おまけ
センター試験など、穴埋め方式の問題は色々と厄介です。まず数学は記述式で基本的に自分の知っている解き方を使用できます。しかし穴埋めは相手が出してきた解き方しか使えないわけですね。つまりいかにしてたくさんの問題をたくさんの方法で解いてきたかが効いてくるのです。それに時間も足りないように作られています。だからこそセンター試験の問題は簡単にしなければ誰も解けないのです。しかし真実は全く簡単などと言うことはなく、むしろ難易度が一番高いです。つまり国立大学受験者は全員、②の段階を増やさなければなりません。多種多様な解法を知る必要があるからですね。